ヒザフェスとヤマキイチ商店のつながり その2

2012年9月9日

前回の続きになります!よろしくお願いします!

最初の3年間は東京で開催していたヒザフェス。4年目から場所を大阪に移して開催。

今までと同様にフェスに来た皆さんにホタテの浜焼きを昌彦さんが振舞ってくれました。しかし、今まで以上に皆さんがホタテを食べて感激してくださったと。きっと大阪では生きたホタテをそのまま焼いて食べるということがなかったのだと思います。

「こんなにおいしいホタテは初めて食べた!」

と皆様がおっしゃってくれたようです。こんなに喜んでくれるのなら来年以降もずっとホタテを提供したいと思っておりました。

しかし2011年3月11日

東日本大震災により会社も自宅も流出。海にいるホタテもすべて壊滅。いつになったらホタテの出荷が再開できるのか、まったくメドがたちませんでした。

2011年9月に5年目のヒザフェスが開催。その際に、昨年のヒザフェスでホタテを食べた人達から、「ホタテ屋の人達は無事だったのか?」「あの味が忘れられない!」との声があがり、ありがたいことに、ホタテ募金をしようということになったそうです。

そしてホタテ募金と屋台などの利益分をすべて弊社に寄付というかたちでいただくことに。

総額なんと451,640円

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ホタテ募金をしていただいた際の募金箱です

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ホタテの形になっています(笑) 発泡スチロールで作られたそうです

そしてヒザフェス終了後、2011年10月、ホタテ募金と屋台などの利益分を集めた募金を日座さんがわざわざ釜石まで届けに来てくれました!

下の写真は、日座さんに来ていただいた際に、津波で流された弊社いけす工場の跡地で撮影したものです。

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募金でいただいたお金は、弊社いけす新工場の新しいポンプを購入する資金として使わせていただくことになりました。

ホタテを活きのいい状態に保つためには、ポンプを使い24時間フル稼働で海水を循環させなければなりません。ポンプはいわば、いけすの心臓部。

ヒザフェスで募金してくださった方々、本当にありがとうございました!

今後もいけすの心臓部として末永く活躍してくれると思います!