世界有数の好漁場である三陸が誇る珍味「ほや」。その見た目から海のパイナップルとも言われています。他にはないその独特の風味に虜の方も多いはずです。水揚げ直後からの徹底した管理でほや好きを唸らせる本物のほやをお届けします!
日本国内で流通しているほやのほとんどが養殖で、三陸の岩手県・宮城県の2県で国の生産量の9割以上を占めています。
ほやは味に若干のくせがあり、万人受けする食材ではありませんが、くせがある分熱烈なファンも多い食材です。お酒の肴にもってこいの上、低カロリーで栄養価が高い食べ物で、特に現代人に不足がちなミネラルが豊富です。鮮度の良いほやは美味しさが格段に違います。ほやは夏に旬を迎えますが水揚げできる期間も限られているため希少性の高い贈り物としても大変喜ばれています。
美味しさの秘密 その1
4年ものの大きなほやから厳選。
最高品質をお届けします。
国内市場の中で最も人気のある4年もののほやから厳選して発送します。3年ものでも殻の大きいほやはございますが、やはり身の厚さは4年ものにはかないません。逆に少々殻が小さくても4年ものなら身の厚みがあります。
ほやはホタテや牡蠣などと比べ、成長するのに多くのプランクトンを必要とします。そのためひとつの場所に多く養殖しすぎるとエサの取り合いになり、一個一個が小さくなってしまいます。豊かな漁場が広がる岩手県ですが宮城県に比べてほやの水揚げ量が少ないのはそのためです。適正規模を守り一個一個を大きく育てています。
美味しさの秘密 その2 ほやは鮮度が命。
ほやの美味しさの良し悪しを決めるのはなんと言っても鮮度です。ほやは時間が経つにつれて匂いが出てきて味も劣化していきます。
当店ではほやに関しましては必ず水揚げ当日のものを発送していますが、何より大切なのは水揚げ直後からほやの劣化は始まっているという意識を持つことです。その劣化を少しでも遅らせてお客様に水揚げ直後のようなほやをお届け出来るように水揚げ直後からほやを徹底管理しています。産地でしか味わえない鮮度抜群のほやをお届けします。
美味しさの秘密 その3 鮮度保持のポイントは2つの突起。
ほやには2つの突起がありますが、片方は+(プラス)でもう片方は-(マイナス)のようになっています。プラスの突起は入水孔で、海水とともにプランクトンなどの餌を取り込み、マイナスの突起は出水孔で海水と排泄物を出すようになっています。水揚げ後のほやは時間が経つとしぼんでいきますが、それはほやの体内にある海水が2つの突起から抜けてしまうからです。夏が近づいて海水温が上がり始めると、ほやは水が抜けやすくなっていきますが、当店ではなるべくほやから水が抜けないように2つの突起にひと手間加えて発送させていただいております。ほやがパンパンに膨らんだ状態は新鮮な証。少しでも良い状態でお届けできますように発送させていただきます。
ほやのさばき方
商品にほやのさばき方のご説明書を同梱しております。下の動画のような手順でほやをさばいてみて下さい。産地と変わらないほやを味わえるのは何と言っても殻つきです!
ほやのお召し上がり方
ほや独特の風味を味わえるお刺身や、定番の酢の物のほかにも、
焼く、 蒸す、揚げるなど
火を通しますと苦味も臭みも減って食べやすくなります。
我が家では蒸してポン酢やすだちをかけたり、酒をふって蒸したりいたします。
ここでは、3つのレシピをご紹介しますのでご参考にしてお楽しみください。
居酒屋メニューの定番「きゅうりとほやの酢の物」
解凍したほやを適当な大きさに切ります。きゅうりは薄切りにし、塩を振り軽くもんで、しばらくして軽く水洗いし、水気を絞ります。
酢(大さじ3)、砂糖(小さじ1)、醤油(少々)をまぜて、ほやときゅうりを入れて合わせて完成。
クセが気になる方は生姜のすりおろしを加えると食べやすいですよ。
軽く炙ってプリッとした「焼ほや」
お好みの大きさに切って、両面を焼きます。表面が少し縮んでくるくらいで大丈夫です。
シンプルに、ポン酢やお醤油でどうぞ。ゆず胡椒との相性も抜群です。
*加熱調理も鮮度が肝心です!お早めに調理してお召し上がりください。
初心者さんにおすすめ!「大葉とほやの天ぷら」
一口大に切ったほやと大葉、天ぷら粉を用意します。ほやと大葉は天ぷら粉に入れる前にペーパーで水気をよく拭き取ってください。大葉でほやを1~2個ずつ包むようにして180度の油で揚げます。お塩をつけてお楽しみください。
プリッとした食感とサクサクの大葉の香りが爽やかな一品。ほやの独特なクセがやわらいで食べやすくなります。特に初心者さんにおすすめです。